【WordPress専門用語集No.135】今更聞けない!SSL証明書(SSL Certificate)を徹底解説

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このページでは、WordPressの「SSL証明書(SSL Certificate)」について、初心者にもわかりやすく解説しています。

【まずはおさらい】WordPressとは

WordPressは、ウェブサイトやブログを簡単に作成・管理できるオープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)です。プログラミングの知識がなくても、豊富なテーマやプラグインを利用して、デザインや機能を自由にカスタマイズすることができます。

WordPressを使用する際には、セキュリティを強化するためにSSL証明書(SSL Certificate)の導入が非常に重要です。これにより、データの暗号化と安全な通信が確保されます。

SSL証明書(SSL Certificate)とは

SSL証明書(SSL Certificate)とは、ウェブサイトとユーザー間の通信を暗号化し、データの盗聴や改ざんを防ぐためのデジタル証明書です。これにより、ウェブサイトの信頼性が向上し、ユーザーは安心してサイトを利用できます。

SSL証明書は、ブラウザとサーバー間の通信を暗号化することで、第三者によるデータの盗み見を防ぎます。また、サイトのURLが「https」で始まることから、セキュアなサイトであることを示します。

SSL証明書(SSL Certificate)を理解するためのわかりやすい具体例①

例えば、オンラインショップでは、顧客のクレジットカード情報を安全に送信するためにSSL証明書が使用されます。これにより、顧客情報が第三者に盗まれるリスクを軽減します。

SSL証明書(SSL Certificate)を理解するためのわかりやすい具体例②

例えば、ログインページでは、ユーザー名とパスワードが暗号化されて送信されるため、第三者がこれらの情報を盗むことを防ぎます。これにより、不正アクセスを防止します。

SSL証明書(SSL Certificate)はどんな時に使われるもの?

SSL証明書(SSL Certificate)が実際に使われるケースについて紹介します。

利用例①

eコマースサイトでは、顧客の個人情報や支払い情報を保護するためにSSL証明書が必須です。これにより、信頼性が向上し、顧客は安心して購入できます。

利用例②

企業のウェブサイトでは、従業員や顧客のデータを保護するためにSSL証明書を使用します。これにより、企業の信頼性が向上し、データ漏洩のリスクが減少します。

SSL証明書(SSL Certificate)の活用方法

WordPressでSSL証明書(SSL Certificate)を活用する方法を、ステップごとにわかりやすく紹介します。

※WordPressの導入後からの流れを解説しています。

WordPress導入方法はこちら a:hover { text-decoration: underline; }

  • ステップ①|SSL証明書の取得
  • まず、信頼性のあるSSL証明書発行機関からSSL証明書を購入・取得します。

    例:Let's Encrypt、GlobalSign、Symantecなど。

  • ステップ②|SSL証明書のインストール
  • 取得したSSL証明書をサーバーにインストールします。通常、ホスティングサービスの管理画面から設定できます。

    インストール後、サーバーが正しく設定されているか確認します。

  • ステップ③|WordPressの設定変更
  • WordPressの管理画面にログインし、「設定」→「一般設定」でサイトURLとWordPressアドレスを「https://」に変更します。

    これにより、すべてのページがSSLで保護されるようになります。

  • ステップ④|プラグインの利用
  • 「Really Simple SSL」などのプラグインをインストールして、有効化します。このプラグインは、SSL設定を自動的に検出し、サイト全体をSSLにリダイレクトします。

    プラグインを使用することで、手動設定の手間を省けます。

  • ステップ⑤|SSL証明書の確認
  • ブラウザでサイトを開き、アドレスバーに鍵マークが表示されていることを確認します。

    鍵マークが表示されていれば、SSL証明書が正しく設定されています。

  • ステップ⑥|リダイレクトの設定
  • .htaccessファイルを編集し、HTTPからHTTPSへのリダイレクトを設定します。

    これにより、すべてのアクセスが安全なHTTPSにリダイレクトされます。

  • ステップ⑦|定期的な更新
  • SSL証明書は有効期限があるため、定期的に更新する必要があります。

    有効期限が切れる前に更新手続きを行い、常にSSLで保護された状態を維持します。

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まとめ

SSL証明書(SSL Certificate)は、WordPressサイトのセキュリティを強化し、ユーザーの信頼を得るために欠かせない重要な要素です。適切な設定を行い、安全な通信を確保しましょう。