この記事では、WordPressのカスタムCSS(Custom CSS)について詳しく解説します。カスタムCSSの基本から活用方法まで、初心者にも分かりやすく説明します。
Table of Contents
【まずはおさらい】WordPressとは
WordPressは、世界中で広く利用されているオープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)です。ブログから大規模なウェブサイトまで、多様なウェブコンテンツを簡単に作成・管理できます。
WordPressは初心者でも使いやすく、多彩なプラグインやテーマで機能を拡張できるのが特徴です。その中でも、カスタムCSS(Custom CSS)は、サイトデザインの細かな調整に非常に有効です。
カスタムCSS(Custom CSS)とは
カスタムCSS(Custom CSS)とは、ウェブサイトのデザインをカスタマイズするためのCSSコードを追加する方法です。これにより、テーマのデフォルト設定を上書きして独自のスタイルを実現できます。
カスタムCSSを使用することで、特定の要素の色、フォントサイズ、余白などを自由に変更でき、より一層個性的なデザインを作成できます。
カスタムCSS(Custom CSS)を理解するためのわかりやすい具体例①
例えば、テーマの標準設定ではボタンの色が青色ですが、カスタムCSSを使って赤色に変更することができます。これにより、サイト全体のカラースキームに統一感を持たせることができます。
カスタムCSS(Custom CSS)を理解するためのわかりやすい具体例②
また、特定の見出し(h1タグ)のフォントサイズを大きくしたり、特定の段落(pタグ)の行間を広げたりすることもカスタムCSSで簡単に実現できます。
カスタムCSS(Custom CSS)はどんな時に使われるもの?
カスタムCSS(Custom CSS)は、サイトのデザインを細かく調整したい場合に使用されます。以下に具体的な利用例を紹介します。
利用例①
サイトのリニューアル時に、既存のテーマでは対応できない細かいデザイン変更を行う際にカスタムCSSを利用します。これにより、テーマを変更せずにデザインの一貫性を保つことができます。
利用例②
特定のページや投稿で個別にスタイルを変更したい場合にカスタムCSSを使用します。例えば、キャンペーンページや特別な告知ページのデザインを他のページと差別化するために利用します。
カスタムCSS(Custom CSS)の活用方法
WordPressでカスタムCSS(Custom CSS)を活用する方法を、ステップごとにわかりやすく紹介します。
※WordPressの導入後からの流れを解説しています。
WordPress導入方法はこちら a:hover { text-decoration: underline; }
- ステップ①|テーマカスタマイザーを開く
- ステップ②|追加CSSを選択
- ステップ③|CSSコードを入力
- ステップ④|変更を保存
WordPressの管理画面にログインし、「外観」メニューから「カスタマイズ」を選択します。
カスタマイザーを開くことで、リアルタイムでデザインの変更を確認できます。
カスタマイザーのメニューから「追加CSS」を選択します。ここにカスタムCSSコードを入力します。
追加CSSを利用することで、テーマのデフォルトCSSに影響を与えずにカスタマイズが可能です。
必要なCSSコードを入力します。例えば、h1タグの色を変更する場合は「h1 { color: red; }」と入力します。
CSSコードを入力することで、指定した要素のデザインを即座に変更できます。
入力が完了したら、「公開」ボタンをクリックして変更を保存します。
保存することで、全ての訪問者に新しいデザインが適用されます。
あわせてこれも押さえよう!
- テーマエディター(Theme Editor)
- 子テーマ
- プラグイン(Plugin)
- レスポンシブデザイン(Responsive Design)
- ウィジェット設定(Widget Settings)
テーマのコードを直接編集できる機能です。
既存のテーマをベースにしたカスタマイズ用のサブテーマです。
テーマに追加機能を提供するためのソフトウェア拡張です。
デバイスに応じてレイアウトが変わるデザイン手法です。
サイドバーやフッターに追加できる小さな機能ブロックです。
まとめ
カスタムCSS(Custom CSS)は、WordPressサイトのデザインを細かく調整するための強力なツールです。この記事で紹介した方法を活用して、独自のスタイルを実現しましょう。