【プラグインNo.63】Ninja Formsとは?IT用語をサクッと解説

プラグイン
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Ninja Formsについて知らない方に向けて、その仕組みや利便性をわかりやすくまとめた記事です。フォーム作成初心者でも理解できるように丁寧に解説しています。

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Ninja Formsとは?

Ninja Formsは、WordPressでフォームを簡単に作成・管理できるプラグインです。コーディングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップの直感的な操作でフォームを作成できます。

わかりやすい具体的な例

わかりやすい具体的な例1

お問い合わせフォームを作りたいと考えても、HTMLやPHPの知識がないと通常は難しいです。Ninja Formsを使えば、「名前」「メールアドレス」「問い合わせ内容」などの項目を、マウス操作だけで追加できます。さらに、送信ボタンの設定や自動返信メールも数クリックで設定できます。

flowchart TD
    A[フォームの作成開始] --> B[ドラッグ&ドロップで項目を配置]
    B --> C[入力項目の設定(例:名前、メール)]
    C --> D[確認と公開]
    D --> E[ユーザーがフォームに入力]
    E --> F[自動でメール送信]
    F --> G[管理画面で確認可能]

この図のように、作成から確認、メール送信まですべてがノーコードで完結します。管理者もユーザーも直感的に操作できる点が特徴です。

わかりやすい具体的な例2

イベント参加申し込みフォームを作成する場合も、Ninja Formsなら数分で完了します。参加者の氏名、連絡先、参加希望日などの項目を追加し、回答後には自動返信で確認メールを送る設定も簡単です。さらに、CSV出力で参加者リストも作成可能です。

flowchart TD
    A[フォーム作成] --> B[日付選択などの入力項目を追加]
    B --> C[確認画面を設定(オプション)]
    C --> D[自動返信メールを設定]
    D --> E[ユーザーがフォーム入力]
    E --> F[管理画面でデータ確認・CSV出力]

上記のように、ユーザーが入力した内容は管理画面ですぐに確認でき、一覧としてエクスポートもできます。紙の申し込み用紙は不要になります。

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Ninja Formsはどのように考案されたのか

Ninja Formsは、WordPressのユーザーがフォーム作成に苦戦していた問題を解決するために開発されました。ノーコードで高機能なフォームを構築できるツールとして、多くのユーザーから支持されています。

flowchart TD
    A[ユーザーの要望増加] --> B[既存フォームの複雑さが問題に]
    B --> C[Ninja Forms構想の立案]
    C --> D[ノーコード+直感操作の方針決定]
    D --> E[開発着手]
    E --> F[WordPressプラグインとして公開]

考案した人の紹介

James Laws氏は、Ninja Formsを開発したWP Ninjasの共同創設者です。彼はWebデザイナーとして多数のプロジェクトに関わった経験があり、非エンジニアでも使いやすいフォームツールの必要性を感じて開発に着手しました。ユーザーファーストを徹底したインターフェース設計が評価され、世界中で利用されています。

考案された背景

2000年代後半、WordPressがCMSとして急速に普及する一方、フォーム作成には複雑なコード知識が求められていました。これに対し、簡単で高機能なフォーム作成ツールの需要が高まり、Ninja Formsが誕生しました。

Ninja Formsを学ぶ上でつまづくポイント

Ninja Formsの条件分岐機能などの高度な設定に戸惑う人が多くいます。また、「アクション」や「フィールド」といった専門用語の意味が分かりづらいという声もあります。他のプラグイン(例:Contact Form 7)の設定とは違う独自のUIも、最初は混乱を招きがちです。これらの用語や設定方法を1つずつ丁寧に理解することが、習得の近道です。

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Ninja Formsの構造

Ninja Formsは、フィールド、アクション、通知、条件分岐などのコンポーネントによって構成されています。ユーザーの入力情報はデータベースに保存され、管理画面から編集・エクスポートが可能です。設定画面では、それぞれのフィールドにラベルや必須チェックを付与できます。

flowchart TD
    A[フォーム全体] --> B[複数のフィールド(名前、メールなど)]
    B --> C[条件分岐設定(表示制御)]
    B --> D[アクション(メール送信、DB保存)]
    D --> E[通知設定]
    E --> F[フォーム送信後の処理を実行]

Ninja Formsを利用する場面

主に、問い合わせフォームや申し込みフォームとして使われます。

利用するケース1

中小企業のコーポレートサイトで「資料請求フォーム」を設置したいときに活用されます。フォームには名前、会社名、メールアドレス、希望資料などの項目を用意し、送信後には自動でPDF資料が添付されたメールが届く設定が可能です。送信データはCSVで出力でき、営業管理にも役立ちます。

flowchart TD
    A[フォーム作成:資料請求項目追加] --> B[送信時に自動返信メール設定]
    B --> C[PDFファイル添付設定]
    C --> D[送信内容をDB保存]
    D --> E[CSVエクスポートで管理]

利用するケース2

スクールや塾のWebサイトで「体験授業申し込みフォーム」を作成する場合にも適しています。授業日選択や学年、希望コースなどを選べるようにし、送信後に担当者に通知が届くよう設定できます。日時によって参加枠が制限される設定も可能です。

flowchart TD
    A[体験申込フォーム作成] --> B[授業日カレンダー設置]
    B --> C[希望コースのプルダウン選択追加]
    C --> D[送信後に管理者へ通知メール]
    D --> E[参加上限数に応じて非表示制御]

さらに賢くなる豆知識

Ninja Formsにはアドオンを追加することでStripeやPayPalなどの決済機能、CRM連携、Slack通知なども行えるようになります。無料版だけでなく、有料アドオンを活用することでさらに業務効率を高めることができます。

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あわせてこれも押さえよう!

Ninja Formsの理解を深めるには、関連する他のプラグインもあわせて学習することが効果的です。

  • Contact Form 7
  • シンプルなHTML記述でフォームを作成できる代表的なプラグインです。

  • WPForms
  • 初心者向けに設計されたビジュアルエディタ付きフォームプラグインです。

  • Gravity Forms
  • 多機能かつエンタープライズ向けのフォーム構築が可能な高性能プラグインです。

  • Formidable Forms
  • 条件分岐や計算式などの高機能を持つフォーム作成ツールです。

  • Caldera Forms
  • ビジュアルUIで柔軟にフォーム設計ができるプラグインです。

まとめ

Ninja Formsを活用することで、Web制作や業務効率化に大きなメリットが生まれます。直感的なUIと高い拡張性により、初心者からプロフェッショナルまで幅広く対応できる点が魅力です。フォーム作成に自信がない方でも安心して利用できます。

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