【プラグインNo.4】今更聞けない!WPFormsをサクッと解説

プラグイン
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WPFormsは、WordPress初心者でもかんたんに使えるフォーム作成プラグインです。この記事では、フォーム作成に不慣れな方でも理解できるよう、図解や具体例を交えてわかりやすくまとめました。

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WPFormsとは?

WPFormsは、ドラッグ&ドロップで簡単にフォームを作成できるWordPressプラグインです。お問い合わせフォームやアンケート、注文フォームなど、コードを書かずに直感的に作成できます。ユーザーの操作性を重視して設計されており、初心者でもすぐに利用開始できる点が特徴です。

わかりやすい具体的な例

わかりやすい具体的な例1

たとえば、美容室の予約ページを作るとき、電話受付では時間管理が難しくなりがちです。WPFormsを使えば、営業時間の指定や予約内容のカスタマイズが可能なフォームを誰でも作成できます。これにより、予約管理が効率化し、ユーザー満足度も向上します。

graph TD A[ユーザーが予約ページにアクセス] --> B[WPFormsが表示される] B --> C[カスタム項目に入力] C --> D[送信ボタンを押す] D --> E[メール通知が店舗に届く] E --> F[予約データはWordPress内に保存] note right of C: *入力項目は自由に追加可能 note right of F: *管理画面で一覧管理も可能

このように、WPFormsを使えば、専門知識がなくても簡単にオンライン予約フォームを導入できます。送信内容は自動でメール通知され、ダッシュボードでも一括管理できます。

わかりやすい具体的な例2

たとえば、イベントの参加申込フォームを作成したい場合も、WPFormsは便利です。名前・メールアドレス・希望時間などの項目を並べ、必須入力チェックや確認画面も設定できます。参加者の情報を一覧管理し、CSV形式でダウンロードすることも可能です。

graph TD A[イベント紹介ページ] --> B[参加申込フォーム] B --> C[参加者情報入力] C --> D[入力チェック&確認画面] D --> E[送信完了メッセージ] E --> F[情報はデータベース&メール送信] note right of D: *入力漏れや誤記を防ぐ note right of F: *主催者にリアルタイム通知

参加申込フォームは、正確な情報を得るために確認画面付きにすることが重要です。WPFormsはそのような機能もかんたんに導入でき、安心してイベント運営が行えます。

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WPFormsはどのように考案されたのか

WPFormsは「簡単で強力なフォームプラグインを作りたい」というニーズから誕生しました。既存のフォーム作成ツールが複雑すぎたため、初心者でも直感的に操作できるUIを重視した開発が行われました。開発当初から「スピード」「使いやすさ」「応答性」の3点を重視して進化を遂げてきました。

graph LR A[2016年:WPForms誕生] --> B[初期バージョン公開] B --> C[ドラッグ&ドロップUI搭載] C --> D[メール通知機能の強化] D --> E[Pro版リリース] E --> F[マーケティング機能の統合] note right of B: *初心者でも簡単 note right of F: *CRM連携にも対応

考案した人の紹介

WPFormsは、Syed Balkhi氏によって開発されました。彼はWordPress関連の人気ブログ「WPBeginner」の創設者としても知られています。WPFormsを開発するにあたり、実際にWordPressユーザーが抱えていた「難しすぎるフォーム作成」への不満を解消することを目標とし、ユーザーの声を反映したシンプルで高機能なフォームツールを構築しました。

考案された背景

2010年代中盤はWordPressが急速に普及していた時代であり、初心者向けの機能拡張ニーズが高まっていました。中でも、フォーム作成に関しては技術的な障壁が高く、開発者以外には扱いが難しい状況でした。WPFormsはこのギャップを埋めるためのツールとして登場し、直感的な操作性が高く評価されました。

WPFormsを学ぶ上でつまづくポイント

多くの初心者が最初につまづくのは、フォーム作成後の通知設定や確認画面の使い方です。例えば「送信後に通知メールが来ない」という問題の原因は、SMTPプラグインの未設定であることが多いです。また、「Contact Form 7」など他のプラグインに比べて簡単ですが、条件分岐やファイルアップロード機能を使いこなすには、基本的な設定方法の理解が必要です。

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WPFormsの構造

WPFormsは、ドラッグ&ドロップビルダー・入力検証・データベース保存・通知送信の4つの主要構成で成り立っています。すべてのパーツがモジュール化されており、ユーザーが必要な機能を追加する形でフォームを構築していきます。プロバージョンでは、条件分岐ロジックやサードパーティ連携(Mailchimpなど)にも対応しています。

graph TB A[WPFormsコア] --> B[ドラッグ&ドロップビルダー] A --> C[バリデーションエンジン] A --> D[通知システム] A --> E[エントリーデータ保存機能] C --> F[条件付きロジック] E --> G[データベースへの記録] note right of B: *直感的UIで編集可能 note right of D: *メールやWebhookに対応

WPFormsを利用する場面

WPFormsは、企業・個人を問わず、あらゆるフォーム作成の場面で活用されています。

利用するケース1

中小企業のWebサイトでは、問い合わせフォームが最も多く利用されています。担当者のメールに直接届くよう通知設定をしたり、自動返信メールでユーザーに受信確認を送ることができます。スパム対策のためにreCAPTCHAも簡単に導入でき、業務効率とユーザー満足度を同時に向上させられます。

graph TD A[ユーザーが問い合わせページへ] --> B[フォームに質問内容を入力] B --> C[送信] C --> D[メールが担当者へ通知] D --> E[自動返信メールがユーザーへ送信] note right of C: *reCAPTCHAによるスパム対策可

利用するケース2

オンラインショップでは、商品に関する問い合わせフォームとしても活用されています。特定の商品の型番・色・在庫状況など、選択肢形式の項目を設けて、ユーザーが迷わず入力できるように設計します。これにより問い合わせ対応のスピードも向上し、カスタマーサービスの質も高まります。

graph TD A[商品詳細ページ] --> B[問い合わせフォーム] B --> C[ユーザーが項目を選択して入力] C --> D[スタッフが内容確認し返信] D --> E[問い合わせ完了] note right of B: *選択式で入力ミスを減らす

さらに賢くなる豆知識

WPFormsはアンケート・投票・クイズ機能も搭載しており、リードジェネレーションやマーケティング分析にも活用されています。また、Zapier連携により他ツールとの自動連携も可能で、Slack通知やGoogleスプレッドシート連携も簡単に実現できます。Pro版ではA/Bテスト機能も追加され、効果測定にも役立ちます。

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あわせてこれも押さえよう!

WPFormsを理解するためには、あわせて学ぶとよい他のプラグインについても知っておくと理解が深まります。ここでは、代表的な5つの関連プラグインを紹介します。

  • Contact Form 7
  • WordPressで最も歴史のあるフォームプラグインで、HTMLの知識がある人向けの自由度の高いツールです。

  • Formidable Forms
  • 複雑な計算式や条件分岐など、より高度なフォームを構築したい人に適しています。

  • Ninja Forms
  • シンプルなUIと拡張性があり、初心者にも扱いやすいフォーム作成プラグインです。

  • Gravity Forms
  • ビジネス向け機能が充実しており、CRMやマーケティングツールとの連携が強力です。

  • Fluent Forms
  • 軽量かつ高速な動作が特徴で、リアルタイムバリデーションなどの最新機能にも対応しています。

まとめ

WPFormsを学ぶことで、非エンジニアでも高機能なフォームを構築できるスキルが身につきます。ビジネスやイベント運営、個人ブログなどさまざまな場面で応用でき、業務効率と顧客満足度の向上につながります。初心者でも挫折しにくい設計のため、安心してフォーム作成の第一歩を踏み出すことができます。

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