スタディングは、IT資格の試験対策を動画・問題演習で進めたい人向けの通信講座です。転職先の紹介や副業案件の獲得を目的に申し込む講座とは分けて考えましょう。まず受ける資格を決め、無料体験で「説明を理解できるか」「自分で復習を続けられるか」を確かめると選びやすくなります。
料金・講座内容の確認日:2026年9月20日。申し込み時は公式サイトの最新条件をご確認ください。
スタディングのIT講座は、目的・料金・受講期限で選ぶ

通信講座を買う前に、どの資格を何のために受けるのかを決めておきましょう。ここでは基本情報技術者講座を例に、必要な学習内容とコースの違い、利用できる期間を確認します。
今の仕事と次にしたい仕事から受験目的を決める
講座選びの最初の一歩は、資格名を増やすことではなく不足している知識を言葉にすることです。社内で使われるIT用語を理解したい人と、エンジニアへの転職に向けて基礎を学びたい人では、学習の開始地点が違います。まず「会議で分からなかった言葉」「求人票に出てきた仕事」「これから担当したい作業」を一つずつ書いてみてください。目標が曖昧なまま上位の資格を選ぶより、何を学ぶ必要があるかを確認してから試験を決める方が計画を立てやすくなります。
公式にはITパスポート、情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者などの講座がありますが、一度に複数を購入する必要はありません。現在の理解度と受験目的を照らし合わせ、まず取り組むものを一つに絞りましょう。ITパスポートの学習経験がある人も、合格したという事実だけでなく、用語を説明できるかを振り返ると復習の必要性が見えてきます。資格ごとの役割がまだ分からない場合は、ITパスポート・SG・基本情報の比較で学ぶ範囲を整理してから講座を選んでください。
基本情報の二つのコースを、必要な復習量で選ぶ
合格コースと初学者コースは、価格だけでなくITパスポートの学習を追加したいかで比べます。公式掲載の税込価格は24,800円と29,800円で、差額は5,000円です。どちらにも基本情報の科目A・科目B対策があり、初学者コースにはITパスポートコースが加わります。学習Q&Aチケットの枚数も異なるため、下の表で内容を確認してください。「高い方なら安心」と決めるより、基礎の説明を受け直したい範囲がどれくらいあるかを考えると、選ぶ理由が明確になります。
たとえばITパスポートを学んだばかりで、基本的な用語を説明できるなら、基本情報の体験講義で理解できるかを先に試せます。反対に、説明に出てくる用語の多くで止まるなら、基礎から戻る学習が必要かもしれません。これは学習内容から判断する目安で、初学者が必ず特定のコースを買うべきという意味ではありません。購入する講座代と国家試験の受験料は分けて予算を用意し、割引の有無だけで決めず、購入画面の対象年度と支払総額を読み直しましょう。
| 税込価格 | 24,800円 |
|---|---|
| 内容の違い | 科目A・科目Bの対策。学習Q&Aチケット10枚付き |
| 選ぶ目安 | ITパスポートの学習を追加せず基本情報対策を進めたい |
| 税込価格 | 29,800円 |
|---|---|
| 内容の違い | 合格コースにITパスポートコースを追加。学習Q&Aチケット30枚付き |
| 選ぶ目安 | ITの基礎から復習して基本情報を目指したい |
年度ごとの期限と教材公開の予定を確認する
講座の名前に二つの年度が入っていても、教材ごとの期限や公開時期は確認が必要です。確認時点の「2026+2027年合格目標」の合格コースでは、2026年版の受講期限は2027年1月31日、2027年版は2028年1月31日と案内されています。2027年版は2026年12月から順次公開予定で、購入した瞬間にすべての年度の教材がそろうという意味ではありません。自分が使い始める教材と受験予定を並べ、いつまで復習できるかを確かめてください。
予定を立てるときは、講義を一通り終える日だけでなく、問題を解き直す期間を残します。仕事の繁忙期がある人は、その期間を除いて使える週を数えると現実的です。試験日程は講座の受講期限とは別なので、試験実施団体の最新案内と予約できる日を確認してください。受講期限が長く見えても、後回しにすれば学習が進むわけではありません。購入前に今週取り組む範囲と最初に復習する日を一つ決めておくと、申込み後に何から始めるか迷いにくくなります。
出典:公式講座案内・合格コース詳細・初学者コース詳細(2026年9月20日確認)
無料体験は、動画視聴から問題の解き直しまで試す

動画が見やすいことに加え、自分の理解が進むか、復習を続けられるかも確かめたいところです。無料で試せる範囲を使い、要点の説明、間違いの見直し、生活への組み込みを順に試しましょう。
動画を閉じて、学んだ要点を自分の言葉で説明する
一つの講義を見たら画面を閉じ、何を学んだかを短く説明してみてください。講師の説明を聞いている間は分かった気がしても、一人で言葉にすると曖昧な箇所が見つかります。用語を覚える内容なら、意味と使われる場面を一つずつ挙げます。処理の流れを扱う内容なら、何を入力し、どんな順番で結果が変わるのかを紙に書きます。最初から正確な説明ができなくても、その後にどこを見直せばよいかが分かれば体験の意味があります。
見直すときは動画を最初から流すだけでなく、止まった箇所の説明や図を確認します。話す速度が合うか、聞き取りやすいか、使う端末で図を読めるかも、この作業の中で判断できます。倍速で最後まで見られたことだけを教材との相性としないようにしましょう。内容を理解するために毎回何度も戻るなら、再生速度を下げたり、文字の説明を併用したりして試します。無料体験では視聴本数を増やすより、一つの内容を自分で説明できるまで取り組んでみてください。
不正解の理由を残し、翌日にもう一度解く
問題を間違えたときは、正解の選択肢より自分がどこで判断を誤ったかを確認しましょう。用語を知らなかった、条件を読み落とした、処理の順番を取り違えたなど、原因を一行で残します。解説を読んでも分からないなら、疑問が解消できる手段があるかまで確認してください。通信講座が自分に合うかは、正解できた問題より、間違えた後に次の行動を決められるかで見えやすくなります。正解番号だけを覚えて進めると、別の問題で同じところにつまずくことがあります。
翌日は答えを開く前に解き直し、なぜその答えになるかを説明します。アルゴリズムの問題なら、値の変化を一段ずつ書き、飛ばして考えていた部分がないかを確かめてみてください。解けるようになったら、正解した理由を短く残して次の問題に進みます。毎回きれいなノートを作る必要はありません。教材の解説から理解できるか、自分の間違いを記録しやすいか、復習する問題に戻りやすいかを試すことで、購入後の使い方まで具体的にイメージできます。
通勤中と自宅で行う学習を分けて一週間試す
学習時間は合計だけでなく、どこで何をするかまで決めると続けやすくなります。たとえば移動中は短い講義や用語の確認、自宅では問題を解き、間違いを見直す時間にします。周囲が騒がしい場所や立っている場面で、紙に処理を書きながら考える学習を無理に進める必要はありません。同じ三十分でも、落ち着いて取り組める時間と細切れの時間ではできることが違います。普段の生活に合わせ、学習内容を割り振ってみてください。
一週間試したら、予定どおりにできた日だけでなく、できなかった日の理由も振り返ります。帰宅後は疲れて動画を流すだけになったなら、難しい問題を休日の朝に移すなど調整できます。毎日長時間の計画を立てて守れなくなるより、小さくても復習まで終えられる予定を作りましょう。教材を自分で読み進められるなら独学、その場で考え方を確認したいなら個別指導という選択もあります。下の比較表は優劣を決めるものではなく、自分が必要な支援を整理するために使ってください。
| 向いている人 | 自分で予定を組めるが、文章だけでは理解しづらい |
|---|---|
| 確認すること | 体験講義の説明、問題の解説、受講期限、質問制度 |
| 向いている人 | 教材を読み、わからない箇所を調べて復習できる |
|---|---|
| 確認すること | 教材の対応年度、問題演習の量、学習時間の確保 |
| 向いている人 | 操作や考え方をその場で確認したい |
|---|---|
| 確認すること | 講師に相談できる時間、授業料以外の費用、予約方法 |
スタディングの基本情報講座を買う前の疑問

受講を続けるうえでは、質問できる範囲や使う端末、学習後の目的も確認しておきましょう。申し込み前に迷いやすい三つの点を、具体的な利用場面から整理します。
学習中の質問は、すぐに回答してもらえますか?
学習中の質問は、すぐに回答してもらえますか?
学習Q&Aはチケット制で、リアルタイムに講師とやり取りする授業とは異なります。公式案内では一枚につき一問を質問でき、通常は確認後七日以内に回答するとされていますが、長期休暇などには時間がかかる場合があります。追加購入は一枚1,320円の表示があり、対象講座や利用期限の条件もあります。毎回その場で解決してから次へ進みたい人は、この回答方法が自分に合うかを確かめてください。質問チケットが残っていても、対象コースの期限後に使えるわけではありません。
質問するときは、問題番号だけでなく、どの説明までは理解できて、どこから分からなくなったかを短くまとめます。一通に複数の疑問を詰め込まず、一つの論点に絞ると回答を学習に生かしやすくなります。また、質問と回答が公開される案内があるため、氏名やメールアドレスなどの個人情報は書き込まないでください。回答待ちの間に別の範囲を復習できるようにしておき、試験直前に疑問をまとめて送る使い方は避けましょう。購入前に公式の利用ガイドラインも確認します。
スマートフォンだけで学習を進めても大丈夫ですか?
スマートフォンだけで学習を進めても大丈夫ですか?
スマートフォンで利用できる講座でも、自分が考えやすい学習環境を試してから決めましょう。動画や短い問題は小さな画面でも扱いやすい一方、長い条件文や図を行き来すると読みづらく感じることがあります。無料体験では、普段使う端末で文字の大きさ、図の見やすさ、解説への戻りやすさを確認してください。対応しているという事実と、自分が無理なく使い続けられることは別です。目や姿勢に負担を感じる場合は、長時間の学習方法を見直しましょう。
考える途中を残したい問題には、紙のメモを併用する方法もあります。スマートフォンだけで完結させること自体を目標にせず、値の変化や判断の理由を追いやすい形にしてください。パソコンが使えるなら、自宅では大きな画面で演習し、外出先では短い復習をする使い分けもできます。購入前には公式の動作環境を確認し、利用予定の端末で体験しておくと安心です。通信量や通信の安定性も含めて、自分が実際に使う場所で学べるかを確かめましょう。
講座を受けると転職や副業の仕事も紹介されますか?
講座を受けると転職や副業の仕事も紹介されますか?
この記事で比較している基本情報講座は、資格試験の対策として選ぶものです。講座を購入することと、求人紹介や副業案件の紹介を受けることを同じに考えないようにしてください。転職が目的なら、試験勉強と並行して希望する仕事内容を調べ、応募に必要な準備を別に進めます。資格があるだけで採用されると考えるより、学んだ内容を使って何ができるかを説明する準備をしておく方が、学習の目的も明確になります。
たとえば業務の流れを整理したり、小さなプログラムを作って処理を説明したりする自主練習が考えられます。これは本記事の学習例で、講座が制作物や仕事を保証するという意味ではありません。副業を目指す人も、提供する作業、納品物、確認方法を具体化する必要があります。まず資格の学習を続けられる教材かを無料体験で判断し、仕事への準備は別の予定として組み込みましょう。目標を分けておくと、教材を買っただけで次の行動が止まることを防ぎやすくなります。
質問制度の出典:公式学習Q&Aサービス。最新の利用条件を購入前にご確認ください。
受講方法を決める前に独学と通信講座の比較で必要な支援を整理しましょう。転職が目的なら未経験IT転職の準備、ITパスポート講座を比べたい場合はSMART合格講座の解説も確認してください。

