【インターネット専門用語No.1】今更聞けない!URLをサクッと解説

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この記事では、インターネットを使う上で欠かせない「URL」について、初心者にもわかりやすく解説します。URLの基本から歴史、よくある疑問、具体的な構造、利用シーンまで、網羅的にご紹介します。

URLとは?

URL(Uniform Resource Locator)は、インターネット上のリソースがどこにあるかを指定するアドレスです。たとえば、「https://www.example.com」は、特定のウェブページへのアクセスに使われます。このアドレスをブラウザに入力することで、求めている情報のページを表示できます。

URLはどのように考案されたのか

URLは1990年代初頭、インターネットの普及を促進するために、ティム・バーナーズ=リーによって考案されました。彼は、異なるコンピュータシステム間で情報を簡単にアクセス可能にする方法として、URLを開発し、これが世界中で広く使われるようになりました。

初心者が理解に苦労するURLのポイント

  • プロトコルURLの最初にある「http://」や「https://」は、ウェブページのデータがどのようにインターネット上で転送されるかを指定する「プロトコル」を表します。特に「https」はセキュリティが強化された通信を示し、現在では標準となっています。
  • ドメイン名URLの中で「example.com」のように表される部分は「ドメイン名」と呼ばれ、Webサイトのアドレスを示します。ドメイン名は、覚えやすい名前でインターネット上のIPアドレスに対応しています。
  • パスドメイン名の後に続く「/page1」のような部分は「パス」と呼ばれ、サーバー内の特定のページやファイルを指します。URL全体で、具体的な場所を指定するために使用されます。

URLの構造

URLは主にプロトコル、ホスト名(またはドメイン名)、ファイルパスの三つの部分で構成されます。例えば、「https://www.example.com/index.html」では、「https」がプロトコル、「www.example.com」がホスト名、「/index.html」がファイルパスです。

URLを利用する場面

URLは、Webサイトにアクセスするときや、電子メールのリンク、ソーシャルメディアで情報を共有する際など、日常的に多くの場面で利用されます。

さらに賢くなる豆知識

URLには「http」と「https」の違いがあり、後者にはセキュリティが強化された通信プロトコルが使われています。これにより、情報が暗号化され、安全にデータを送受信できます。

あわせてこれも押さえよう!

  • プロトコル
  • 通信の規則を定めたもので、「http」や「https」があります。

  • ドメイン名
  • インターネット上の住所とも言える識別名で、サイトを簡単に訪れることができます。

  • パス
  • サーバー上のファイル位置を示す部分で、URLの中でも具体的な場所を指します。

  • クエリパラメータ
  • URLの末尾に付加される情報で、ウェブページに渡すデータを指定します。

  • フラグメント
  • インターネット用語で「フラグメント」とは、URL(ウェブアドレス)の一部であり、特定のウェブページ内の特定のセクションや位置に直接リンクするために使われます。このフラグメントは通常、URLの最後に「#」記号に続いて記述されます。たとえば、ウェブページ内の特定の見出しや段落に直接ジャンプしたい場合に役立ちます。

ウェブページ内の特定の位置に直接ジャンプするために使われる、URLの末尾につく「#」から始まる部分です。

まとめ

URLを正しく理解することで、インターネットの使用がよりスムーズになり、情報へのアクセスが効率的に行えるようになります。また、安全なWebサイトを見分ける知識としても、URLの構造を知っておくことは非常に重要です。