【プラグインNo.86】今更聞けない!MaxButtonsをサクッと解説

プラグイン
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本記事では、WordPressプラグイン「MaxButtons」について、初心者の方にもわかりやすく解説いたします。デザインやコーディングの知識が少ない方でも、簡単にカスタムボタンを作成できる魅力的なツールです。

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MaxButtonsとは?

MaxButtonsとは、WordPress上で簡単にカスタムボタンを作成・管理できるプラグインです。コーディングの知識がなくても、直感的な操作でスタイリッシュなボタンを作成でき、短いコードで投稿やページに挿入できます。

わかりやすい具体的な例

ボタンをクリックするだけで資料請求ページへ誘導する例

flowchart TD ユーザー-->|ページ訪問|ホームページ ホームページ-->|資料請求ボタンをクリック|資料請求ページ 資料請求ページ-->|フォーム入力|送信完了 note right of 資料請求ページ: MaxButtonsで設置したカスタムボタンが遷移をスムーズに促進

たとえば、ホームページに「資料請求はこちら」のボタンを設置し、クリックで専用フォームへ移動するように設定できます。このような導線設計は、MaxButtonsの視覚的な強調力によって効果的に機能します。

クーポン配布ページへの誘導ボタンの設置

flowchart LR トップページ --> キャンペーン紹介 キャンペーン紹介 -->|クーポンGETボタン| クーポンページ クーポンページ --> 利用案内 note bottom: MaxButtonsで視認性の高いボタンを配置することでクリック率を向上

キャンペーン告知に合わせて、目立つ「クーポンを受け取る」ボタンをMaxButtonsで作成できます。ユーザーの視線を自然と誘導する効果があり、販促にも有効です。

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MaxButtonsはどのように考案されたのか

MaxButtonsは、Web制作における「クリック導線の最適化」を目指して開発されました。非エンジニアでも操作しやすいUIと、柔軟なデザイン性を両立させるというニーズから、WordPress向けに特化した形でリリースされました。

flowchart TD Web制作者-->|要望|視認性の高いボタン 開発者-->|実装|MaxButtons MaxButtons-->|利用|投稿ページやLP note right of MaxButtons: 高い柔軟性とシンプルなUIを兼ね備えた設計

考案した人の紹介

MaxFoundry社が開発したMaxButtonsは、アメリカのWordPress開発企業によって2012年に公開されました。開発チームは、WebデザインとUX改善を専門とし、非技術者でも簡単に使えるデザインツールの普及を目指していました。ユーザーのニーズを細かくヒアリングし、実装された多機能ボタン生成ツールとして知られています。

考案された背景

当時、WordPressサイト運営者の多くが、ボタン設置にHTML/CSSの知識を必要とすることに悩んでいました。操作性の高いUIと「ビジュアルで編集可能なインターフェース」を提供するという時代の要請に応える形で、MaxButtonsは登場しました。

MaxButtonsを学ぶ上でつまづくポイント

MaxButtonsを学び始めた方がよく直面する疑問として「作成したボタンをどうやってページに挿入するのか」があります。これはMaxButtonsが生成するショートコード(例:[maxbutton id="1"])を使用する仕組みに起因します。他のビジュアル系プラグイン(例:Elementorなど)と異なり、挿入の形式が明示的であるため、慣れない方には戸惑う部分です。しかし慣れれば、どのページにも同じスタイルのボタンを簡単に追加できる利点があります。

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MaxButtonsの構造

MaxButtonsは、ユーザーインターフェース・ショートコード・スタイルエンジンの3つの主構成要素から成り立っています。UIで設定したデザインがスタイルエンジンでCSSに変換され、ショートコードとして出力されることで、ボタンがどのページにも反映されます。

flowchart TD UI設定-->|デザイン反映|スタイルエンジン スタイルエンジン-->|CSS生成|ショートコード ショートコード-->|出力|ページ表示 note bottom: ショートコードは再利用可能な設計

MaxButtonsを利用する場面

MaxButtonsは、リンクボタンを効果的に配置したいあらゆるWebサイトで利用されます。

利用するケース1

企業のサービス紹介ページでは、資料請求ボタンや問い合わせボタンが重要な役割を果たします。MaxButtonsを使うことで、一貫したデザインのボタンを再利用でき、訪問者の離脱を防ぎ、コンバージョン率を高める効果が期待できます。また、ABテスト用に複数パターンを設定できるのも強みです。

flowchart TD サービスページ --> MaxButtons MaxButtons --> 問い合わせボタン 問い合わせボタン --> フォームページ note right of 問い合わせボタン: デザイン統一によりブランド印象も向上

利用するケース2

ECサイトでは、購入ボタンのデザインが売上に直結します。MaxButtonsを活用すれば、季節ごとのセールバナーに合わせてボタンの色や文言を変更でき、購入意欲を刺激する視覚的アプローチが可能です。

flowchart LR 商品ページ --> MaxButtons MaxButtons --> カート追加ボタン カート追加ボタン --> 購入完了 note bottom: デザイン変更はダッシュボードから即時反映可能

さらに賢くなる豆知識

MaxButtonsでは、Google Analyticsとの連携機能も備わっており、ボタンのクリック数をトラッキング可能です。これにより、実際のユーザー行動に基づいた改善ができるため、ただの装飾にとどまらない「戦略的ボタン設計」が可能となります。

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あわせてこれも押さえよう!

MaxButtonsの理解において、あわせて学ぶべきWordPressプラグインを5つご紹介します。それぞれの役割を理解することで、より戦略的にWebデザインを構築できます。

  • Elementor
  • ドラッグ&ドロップでページを作成できるビジュアルエディタで、MaxButtonsとの併用で装飾性が向上します。

  • Shortcodes Ultimate
  • 多数のショートコードを簡単に利用でき、MaxButtonsの出力と組み合わせることで多機能なレイアウトが実現可能です。

  • WPForms
  • フォーム作成用プラグインで、MaxButtonsで作成したボタンからフォームページへの遷移をスムーズに行えます。

  • Pretty Links
  • リンクの短縮やトラッキングが可能で、MaxButtonsのクリック計測と合わせて運用面を強化できます。

  • Advanced Custom Fields
  • カスタムフィールドの追加を支援し、MaxButtonsのデータ連携をより柔軟に設計できます。

まとめ

MaxButtonsを理解し使いこなすことで、サイト内の誘導力を高めるだけでなく、ブランドイメージの統一やクリック率の改善に直結します。デザインの自由度と操作の簡単さを兼ね備えたこのツールは、Web運用者にとって非常に頼もしい存在です。

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